昨年、大丸松坂屋の特別企画おせちで、酒場放浪記のナビゲーター吉田類さん監修のおつまみ重がとても好評だったらしく、2020年はさらに進化したおつまみ重・第2弾が登場します。
2020年版の監修は、タベアルキスト マッキー牧本監修 食いしん坊 おつまみ重 です。
タベアルキスト マッキー牧本さんって、誰?
って、思ったのですが、食通で有名なアンジャッシュ渡部健さんが、食べ歩きの師匠と慕っている方なのだそう。渡部さんほどの食通の師匠なんて、どれだけグルメな方なの?って、気になって検索してみたら・・・立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演など、幅広く活動されている方のようです。「味の手帖」「料理王国」「食楽」他、連載多数。ブログもやってらっしゃるようです。
ブログ:マッキー牧元人生食べ放題
第1弾の吉田類さんは、日本酒のイメージがあったので、日本酒に合うおつまみ重を作ったそうですが、マッキー牧元さんは、特に、これというイメージがなく、オールマイティーな方なので、日本酒・ワイン・ウイスキー・芋焼酎・シャンパンなど、様々なアルコールに合う大人のためのおつまみ重を作ることになったのだそうです。
お重の蓋を開けると、25マスそれぞれの料理にあうお勧めのお酒が、シートにプリントされています。
このシート、イラスト入りで分かりやすいだけでなく、ワサオーロという、天然のわさびの抗菌作用をもつ特別な衛生フィルムを使っているんですって。また、このフィルムのイラストも、デザイナーさんがあげてきた1回目はかわいくなかったので、ダメ出しして、描き直しをしているそう。料理はもちろん、細かいところまで、選んでこだわって、作ってるんですね。
区切りは25マスになっていますが、1か所に2品入っているところもあるので、全部で37種類ものおつまみが入っています。
マッキーさんじゃないとあり得ない特別なメニューばかりを少量多種、お重に詰めています。
私は、「松坂牛しぐれ煮 山椒の実添え」「インド風チキンピクルス」「カシューナッツのココナッツ掛け」を試食させていただきました。
「松坂牛しぐれ煮 山椒の実添え」は、お肉がすごく柔らかくて、山椒の爽やかさが際立つしぐれ煮でした。しぐれ煮って、ちょっと、しょうゆ味が濃すぎて、肉の味があまりしなくて、肉質もかたく感じるものもあるけど、これは、上品で、スッキリした味付けで、肉もふっくら炊き上がって美味しいと思いました。また、生姜でなく、山椒というのが、ちょっと、特別感があって、いいですね。大人のおつまみって感じ。これは、日本酒、麦焼酎、熱燗、白ワイン・赤ワインと、比較的、色んなお酒に合いやすいみたいですね。
「インド風チキンピクルス」は、まさに、インド料理屋さんでいただくようなスパイシーなカレーのような味付けでした。鶏の胸肉を使っているのかなと思ったけど、パサつかず、しっとり柔らかくて、お肉も美味しかったです。日本酒、白ワインで、すっきりいただくのがいいみたい。
「カシューナッツのココナッツ掛け」は、カリッと香ばしいカシューナッツに甘いココナッツの香りがして、後引く味でした。ちょっと、こんなのが入っていると、嬉しい。意外にも、熱燗、芋焼酎と合わせるのが、お勧めなんですね。
他にも、試食はできなかったけど、個人的に気になったのが、「いぶりがっこのクリームチーズサンド」。これは、日本酒、シャンパン、白ワインと合わせるのがお勧めらしい。
おそらく、いぶりがっこにクリームチーズを挟んだ、名前の通りものだと思うけど、いぶりがっことクリームチーズを買って、自分で挟んで、白ワインや日本酒とあわせてみたいなと思いました。
他にも、「白瓜奈良漬のあん肝挟み」とか、美味しいものを知っている方が提案する組み合わせって、すごく気になりました。
あと、「鶏レバーのソース煮きざみがり生姜添え」は鶏肝をウスターソースで煮た、おせちでは珍しいひと品。私、鶏レバーのソース煮が好きなのですが、刻んだ生姜をこんな風に添えているのが、斬新に思えて、今度、やってみたいなと思いました。
美味しいものを食べるのもいいけど、手に入るものをより美味しく食べる工夫をするとか、楽しく食べる提案がされている感じがして、お酒は、嫌いではないけど、若いころよりあまり飲めなくなってしまった私でも、こんな料理には、こんなお酒が合うのかとみているだけで、楽しくなってくるおつまみ重だと思いました。量はあまりいらないんですよね。自分の好みに合ったお気に入りのお酒と、美味しいものをちょっとづつ色々食べて美味しい組み合わせの発見をしたり、贅沢な気分になりたい気持ちを満たしてくれそう。
確かな舌をもつ人の味を、こんなに色々、お家で楽しめるなんて、酒好きな方はもちろん、食べたがりの食いしん坊さんも、わくわくしそうです。
1 味付け数の子
2 松前漬
3 蝦夷あわび旨煮
4 茹で蛸のぶつ切り
5 茄子の辛子和え
6 カリフラワーピクルス
7 キャロットラペ レーズン入り
8 厚焼き玉子
9 柚子白柿
10 筍と椎茸のオイスターソース煮
11 アジのさんが焼き 田楽味噌
12 シュリンプカクテル
13 きんかん蜜煮
14 ハムカツ カレー風味
15 トラウトサーモンの照焼き
16 鶏のほうば味噌焼き
17 甘納豆風ドライトマト
18 いくら醤油漬
19 甘海老の糀漬
20 松阪牛しぐれ煮 山椒の実添え
21 インド風チキンピクルス
22 いかの黒造り
23 鶏レバーのソース煮 きざみがり生姜添え
24 鶏ささみ金山寺味噌和え
25 青ザーサイ
26 プライムローストビーフ 江戸風うま味ダレ
27 鰯梅煮
28 南高梅蜜煮
29 牛タン味噌焼き
30 蜜汁叉焼(チャーシュー)
31 カシューナッツココナッツ掛け
32 いぶりがっこのクリームチーズサンド
33 オリーブマリネ
34 カラスガレイの西京焼き
35 小女子(ルビ:こうなご)くるみ煮
36 白瓜奈良漬のあん肝挟み
37 紅白なます
2020年 大丸・松坂屋のおせち
2020年版の監修は、タベアルキスト マッキー牧本監修 食いしん坊 おつまみ重 です。
タベアルキスト マッキー牧本さんって、誰?
って、思ったのですが、食通で有名なアンジャッシュ渡部健さんが、食べ歩きの師匠と慕っている方なのだそう。渡部さんほどの食通の師匠なんて、どれだけグルメな方なの?って、気になって検索してみたら・・・立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演など、幅広く活動されている方のようです。「味の手帖」「料理王国」「食楽」他、連載多数。ブログもやってらっしゃるようです。
ブログ:マッキー牧元人生食べ放題
第1弾の吉田類さんは、日本酒のイメージがあったので、日本酒に合うおつまみ重を作ったそうですが、マッキー牧元さんは、特に、これというイメージがなく、オールマイティーな方なので、日本酒・ワイン・ウイスキー・芋焼酎・シャンパンなど、様々なアルコールに合う大人のためのおつまみ重を作ることになったのだそうです。
お重の蓋を開けると、25マスそれぞれの料理にあうお勧めのお酒が、シートにプリントされています。
このシート、イラスト入りで分かりやすいだけでなく、ワサオーロという、天然のわさびの抗菌作用をもつ特別な衛生フィルムを使っているんですって。また、このフィルムのイラストも、デザイナーさんがあげてきた1回目はかわいくなかったので、ダメ出しして、描き直しをしているそう。料理はもちろん、細かいところまで、選んでこだわって、作ってるんですね。
区切りは25マスになっていますが、1か所に2品入っているところもあるので、全部で37種類ものおつまみが入っています。
マッキーさんじゃないとあり得ない特別なメニューばかりを少量多種、お重に詰めています。
私は、「松坂牛しぐれ煮 山椒の実添え」「インド風チキンピクルス」「カシューナッツのココナッツ掛け」を試食させていただきました。
「松坂牛しぐれ煮 山椒の実添え」は、お肉がすごく柔らかくて、山椒の爽やかさが際立つしぐれ煮でした。しぐれ煮って、ちょっと、しょうゆ味が濃すぎて、肉の味があまりしなくて、肉質もかたく感じるものもあるけど、これは、上品で、スッキリした味付けで、肉もふっくら炊き上がって美味しいと思いました。また、生姜でなく、山椒というのが、ちょっと、特別感があって、いいですね。大人のおつまみって感じ。これは、日本酒、麦焼酎、熱燗、白ワイン・赤ワインと、比較的、色んなお酒に合いやすいみたいですね。
「インド風チキンピクルス」は、まさに、インド料理屋さんでいただくようなスパイシーなカレーのような味付けでした。鶏の胸肉を使っているのかなと思ったけど、パサつかず、しっとり柔らかくて、お肉も美味しかったです。日本酒、白ワインで、すっきりいただくのがいいみたい。
「カシューナッツのココナッツ掛け」は、カリッと香ばしいカシューナッツに甘いココナッツの香りがして、後引く味でした。ちょっと、こんなのが入っていると、嬉しい。意外にも、熱燗、芋焼酎と合わせるのが、お勧めなんですね。
他にも、試食はできなかったけど、個人的に気になったのが、「いぶりがっこのクリームチーズサンド」。これは、日本酒、シャンパン、白ワインと合わせるのがお勧めらしい。
おそらく、いぶりがっこにクリームチーズを挟んだ、名前の通りものだと思うけど、いぶりがっことクリームチーズを買って、自分で挟んで、白ワインや日本酒とあわせてみたいなと思いました。
他にも、「白瓜奈良漬のあん肝挟み」とか、美味しいものを知っている方が提案する組み合わせって、すごく気になりました。
あと、「鶏レバーのソース煮きざみがり生姜添え」は鶏肝をウスターソースで煮た、おせちでは珍しいひと品。私、鶏レバーのソース煮が好きなのですが、刻んだ生姜をこんな風に添えているのが、斬新に思えて、今度、やってみたいなと思いました。
美味しいものを食べるのもいいけど、手に入るものをより美味しく食べる工夫をするとか、楽しく食べる提案がされている感じがして、お酒は、嫌いではないけど、若いころよりあまり飲めなくなってしまった私でも、こんな料理には、こんなお酒が合うのかとみているだけで、楽しくなってくるおつまみ重だと思いました。量はあまりいらないんですよね。自分の好みに合ったお気に入りのお酒と、美味しいものをちょっとづつ色々食べて美味しい組み合わせの発見をしたり、贅沢な気分になりたい気持ちを満たしてくれそう。
確かな舌をもつ人の味を、こんなに色々、お家で楽しめるなんて、酒好きな方はもちろん、食べたがりの食いしん坊さんも、わくわくしそうです。
1 味付け数の子
2 松前漬
3 蝦夷あわび旨煮
4 茹で蛸のぶつ切り
5 茄子の辛子和え
6 カリフラワーピクルス
7 キャロットラペ レーズン入り
8 厚焼き玉子
9 柚子白柿
10 筍と椎茸のオイスターソース煮
11 アジのさんが焼き 田楽味噌
12 シュリンプカクテル
13 きんかん蜜煮
14 ハムカツ カレー風味
15 トラウトサーモンの照焼き
16 鶏のほうば味噌焼き
17 甘納豆風ドライトマト
18 いくら醤油漬
19 甘海老の糀漬
20 松阪牛しぐれ煮 山椒の実添え
21 インド風チキンピクルス
22 いかの黒造り
23 鶏レバーのソース煮 きざみがり生姜添え
24 鶏ささみ金山寺味噌和え
25 青ザーサイ
26 プライムローストビーフ 江戸風うま味ダレ
27 鰯梅煮
28 南高梅蜜煮
29 牛タン味噌焼き
30 蜜汁叉焼(チャーシュー)
31 カシューナッツココナッツ掛け
32 いぶりがっこのクリームチーズサンド
33 オリーブマリネ
34 カラスガレイの西京焼き
35 小女子(ルビ:こうなご)くるみ煮
36 白瓜奈良漬のあん肝挟み
37 紅白なます
2020年 大丸・松坂屋のおせち