髭鬚張魯肉飯(ヒゲチョウルウロウハン)という、お店。実は、何年も前から行ってみたいお店でした。
初めて知った時は、TVのグルメ番組だったと思うのですが、私は、方向音痴なので、テレビでみたうろ覚えの情報だけでは、たどり着けず・・・・。
その後、六本木ヒルズができた時、髭鬚張魯肉飯も出店しているのを知り、行ってみたものの・・・。六本木ヒルズって、おしゃれなお店も多いので、チープな髭鬚張魯肉飯 より、たまたま、ふらふら通りがかったおしゃれなお店を選んでしまって、結局、探しもせず・・・。
今年の正月は、台湾旅行に行ったので、髭鬚張ではないのですが、現地の魯肉飯を食べました。庶民的な安っぽい味で、不思議な味だけど、また、食べてみたいなぁ・・・と、思うような。結局、台湾の髭鬚張魯肉飯は食べられず、せめて、東京のは、いつか、食べないとなぁ・・・と、台湾で、思ったのでした。
今は、ケータイでもお店検索できるから便利になりましたね。渋谷に出た時、ようやく行ってみました。(長い前置ですみません。)
このお店は、台湾に40店舗を構えるチェーンの魯肉飯屋さんで、いわゆる『台湾の吉野家みたいなお店』とよく例えられているようです。
お店は渋谷駅から道玄坂をかなり上った上の方。道玄坂交番交差点を左折し、怪しげな鬚面のおじさんが描かれた黄色い看板が目印。
京王井の頭線渋谷駅マークシティ出口徒歩5分ほどのところにあります。
ラーメン屋のような間口の小さなお店ですが、かなり目立つので、見過ごすことはないと思いでしょう。客層は、やはり男性客が多い感じでした。
魯肉飯を目指していきましたが、メニューを見ると結構いろんなものがあり、「るうろう飯」以外にも鶏肉を使った「じいろう飯」なるご飯までありました。
今回注文したのは、ランチのAセット(メインが野菜のセット 700円)。
るうろう飯かじいろう飯に野菜料理一品とサラダ・スープ・烏龍茶がついています。
とりあえずご飯は、るうろう飯を選択し、ご飯は、小さいお茶碗にしてもらいました。小ライスにすると、ちょっと、安くなります(−150円)。もし足りなかったら、何を頼んでも、1品が安いので(単品は全て500円以下)、追加すればいいかと・・・。
料理を待っている間、壁に大きく書かれた髭鬚張という店名の由来を読んでみると・・・
「魯肉飯」の屋台をやっていたおじさんが、一日に3時間しか休まない働き者だったそうで、髭が伸び放題に・・・。
料理が美味しかったこともあり、台湾各地に支店が出来るほどの人気店になったそうです。
このおじさんの髭が店名の由来らしいですが、これが本当なら、衛生上問題があるかもしれません。(笑)
料理はすぐ出てきました。
台湾の魯肉飯に比べて、八角の風味・香りがキツくないので初めての人でも食べやすいと思います。肉は柔らかで、とろっとしています。ただ、カレースプーン1杯ぐらいの豚ほほ肉のあんしかのっていないので、ちょっと、足りない。物足りないぐらいの量にしているのが、もうちょっと、食べたいなぁと思わせる作戦なのか・・・。脂っこそうにもみえるけど、コラーゲン豊富そうだし、美味しかったから、ダブルがけ(+120円)にしてもらえばよかった・・・。
今度来ることがあったら、パーコーとか、別のものも食べてみたいです。
ちょっと、うらぶれた感はあるのですが、安いのは魅力ですね。(大切な方とのデートとかは、あまり、お勧めできませんが、B級グルメ好きの方となら、いいかもしれません。)
劇団ひとりさんも髭鬚張魯肉飯 がお気に入りだそうです。(テレビで、言っていました。)
髭鬚張魯肉飯 渋谷店 (ひげちょうるうろう飯 ヒゲチョウルウロウハン)
渋谷区道玄坂1−17−10 第二宝ビル 1F
03-5428-0686
お盆・年末年始 休み
平日11:30〜15:30(15:00LO)
17:00〜23:00(22:30LO)
土・日・祝日 11:30〜23:00(22:30LO)
良いお店を教えていただき,ありがとうございます!
メニューはまだまだ奥が深い気がします。いろいろと,また試してみようと思います。