以前、中国茶のティーサロンにも勤めたことがあるので、日本にも竹里館ができたときは、覗きに行ったこともあります。日本の竹里館では、美味しいお茶を飲むということに力を入れているようでしたが、台湾のお店は、茶葉料理もいただけます。渡辺満里奈さんの台湾を紹介した本にも紹介されているそうで、隠れ家的な素敵なお店でした。日本人の観光客も多かったです。
ランチコースは2種類ありました。日本語メニューで、分かりやすかったです。(お店の方も日本語OKです。日本語でメニューの質問したら、日本語で答えてくれました。)母は、900元のAセット、私と妹は、700元のBセット。ほとんどの料理には、なんらかの形で茶葉が使われているものが多いようです。他に、アラカルトもあります。以下、主に、Bセットの料理です。
まず、ワイングラスで、迎賓龍珠茶(お食事前のお茶)が出され・・・
紅茶雞丁
竹里館特製紅茶と鶏肉・ねぎの炒め物
龍井蝦仁
中国の龍井茶とエビを炒めたもの
茶葉が目に見えますが、苦くありません。
佛手燻魚
佛手(中国のウーロン茶)で燻製した季節の魚
淡白な白身の魚でしたが、胡椒とレモンが添えられていました。冷製。
普洱東坡肉
雲南プーアール茶を使用した豚の角煮
これは、3人分からBセットで注文できます。豚の角煮はどうしても食べたかったので、アラカルトで注文しました。さっぱりして、肉もほろほろとろけるようで美味しかったです。
ちょっと、見える、オレンジ色の添え物は、百香果(パイシャンコウ・パッションフルーツ)風味のかぼちゃです。角煮と、とっても相性がよかったです。
Aセットには、白毫玉葉鶏米(中国白茶と鶏肉と米を炒めたもの。炒り豆腐のようなあっさり味で、チコリの上にのって、出てきました。松の実がいい感じにアクセントになっていました。)と、普洱腓力(牛ステーキにプーアール茶を使った濃厚甘味ソースがけ) が、出てきました。
海鮮翡翠羹
シーフードのとろみスープ
ねぎ・豆腐・エビなどが入ったあっさり塩味
ひき肉のそぼろのかかった白飯
竹筒の器に入って、贅沢な感じでした。一見、食べきれないぐらい入っているように見えますが、底は、上げ底になっているので、量は、ほどほどです。^^
メニューには、館主私蔵茶 (オーナーおすすめの私蔵茶)と書かれていました。この日は、凍頂烏龍茶でした。私たちは、青花蓋杯でいただきましたが、最後のお茶は一人、100元プラスすると、工夫茶として楽しむこともできます。
分かりますか
うさぎさんが笑っているの
ちなみに、母の分は、ぞうさんでした。
まぁ、どうでもいいんですけどね。でも、見たときは、ちょっと、笑みがこぼれてしまいました。
お茶請けは上品な味で、一口サイズ。
お茶味のもち米で小豆を包み、金木犀の蜜をかけたものや、白ゴマ餡をもち米でつつんだもの、あとは、緑豆を使ったお菓子かな
甘すぎず、上品なお味で、売っていたら買いたいところでした。
なんのかんの言って、結局、豚の角煮を追加したり、いっぱい食べましたが、あまり、胃にもたれることはありませんでした。茶葉のせいか、あまり、脂っこく感じないし、味付けもほどほどで、濃くないし、全体的に、食べやすかったです。茶葉料理と言っても、お茶の味がストレートに出てくるという感じではないです。正直、感激するほど美味しいというほどでもなかったのですが、綺麗に料理されていて、安心して食べることができました。
もし、今度、台湾にくることがあったら、ティータイムに、お茶菓子とお茶を楽しみにきたいなぁって、思いました。お茶も選んで、工夫茶でいただけば、五感に訴える深さを感じられるかも知れないですし。^^
モダンでシックな造りの店内で、長居したくなるような居心地のよさでした。
実は、竹里館でちょっと、珍しいおみやげも買ってきたんですよ。
>>台湾旅行記 12 【お茶の酢・ビネガードリンク・茶樹花】に続く
【関連リンク】
TAIPEInavi 竹里館
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ありがとうございます
お茶のせいかとってもさっぱりしてて、
ガンガン食べたことを思い出しました〜。
肌にも良さそうなコース料理ですね。
普諸X東坡肉・・・がとっても食べたい!!!