
映画 イルマーレ の試写会に行ってきました。
2004年と2006年を結ぶ不思議な郵便箱で文通を始めた男女が、実際には会えない互いへの恋心を募らせていく、時空を超えた純愛ラブストーリーです。
主人公の男女を演じるのは、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロック。
ファンタスティックな展開と孤独を抱えた男女の心情が切なく、綺麗な映画でした。
『イルマーレ』は9月23日より丸の内プラゼールなどで、公開されます。
これから見ようと思っている方は、続きは読まないほうがいいかも。
もろ、ネタばれしてるので・・・。(笑)
タイトルになっている『イルマーレ』は、レストランの名前なんですけど、実際、もっと、映画の中で重要で素敵だなと思うロケーションは、湖の上にぽつんと建つ、全面ガラス張りの家。あの家の周りには何にもなくて湖の上にたった1軒建っているとても変わった建物でしたが、これは、アレックスの父が設計し、かつて、家族で住んだ家でもあります。
自分の気持ちを見つめるのに、絶好な静かで透明感のあるロケーションです。
犬の登場の仕方も、不思議なんですよね。アレックス(キアヌ・リーブス)がこの家に入居すると、突然、犬がどこからともなくやって来て同居することになるのですが、その犬は、前の住居人ケイト(サンドラ・ブロック)の飼い犬。
なにか、色んなものがシンクロしていて、設定がロマンチックです。
二人の醸し出す空気やなにげないしぐさが切なく、印象に残るシーンがいっぱいあります。
二人で手紙をやり取りするシーン。
2年後のケイトのために、マンションのそばにアレックスが木を植えてあげるシーン
二人でダンスを踊るシーン。
(キスをしそうで、なかなかしないんです。その時流れている音楽もよかったです。)
アレックスのお父さんが亡くなって、未来のケイトがアレックスに写真集を送るシーン。
個人的には、途中まではよかっただけに、最後はちょっと、なんだか、軽くなっちゃったような気がして、残念な気がします。
ある程度、結末が予想できるんだけど、その先にもう一展開あったりして・・・と、期待しながら見ていたのですが・・・。
まぁ、普通によかったのかなぁとも思うけど、最後、死んでしまう運命にあった人が、生きて未来が変わってしまったのだから、別の面で、何か、ひずみが出て、最後に、あっと、驚く何か別の展開がまっていたりすると、面白かったんじゃないかなぁ・・・とか。あるいは、かわいそうだけど、運命は最後まで、変わらなかった方が、よかったんじゃないかなぁと、個人的には、思ってしまいました。
映画を見てから知ったのですが、韓国映画のリメイクなんですね。
オリジナルはどうだったのかなぁ、見てみたいです。
でも、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの二人のかもし出す雰囲気・空気感は味がありました。キアヌもサンドラ・ブロックも1964年生まれなのだそうです。
孤独な二人というより、疲れてしまった中年の男女といった感じもしますが、キヌア・リーブスやサンドラ・ブロックが好きな人や、デートの時に見たら、きっと、いいんだろうなぁと思いますよ。見方を変えれば、突っ込みどころが満載なのも、それはそれで、面白いと思うし。
【関連記事・リンク】
■ イルマーレ オフィシャルサイト
■ Yahoo!映画 『イルマーレ』キアヌ・リーヴス&サンドラ・ブロック 単独インタビュー
■ CMで流れるイルマーレの音楽 Keane の『Somewhere Only We Know』(無料視聴できます。)
■ 映画
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当方へのTBありがとうございました。
美容や健康の情報が満載のブログですね。このあとゆっくり見せていただきます。