歳を重ねると、目鼻立ちよりも健康的な肌質、髪質が印象を大きく左右するのを感じます。 「歳のワリに若く見える」より「綺麗な肌(髪)ですね」と言われるように努力しようと思うこの頃。
ジャンプ!ボーイズ フライヤー

過日の記事(ジャンプ!ボーイズ)でも、紹介した映画ジャンプ!ボーイズの試写会に行ってきました。

アジア大会金メダリストの体操コーチと幼稚園児から小学2年生までの少年7人が、全国大会のメダルを目指して奮闘する姿を追ったドキュメンタリーです。昨年公開された台湾では少年たちの健気なキャラクターが評判を呼び、異例の大ヒットを記録したようです。監督はコーチの実弟であり、本作が初の長編作品となるリン・ユゥシェン。苦しくても痛くてもひたすら練習を繰り返し、夢に向かって頑張る子どもたちの姿が、感動的でした。

基本はコーチとコーチの弟である映画監督のトークが筋になっていますが、結構、いろんなことを考えさせられます。

『ジャンプ!ボーイズ』チームには兄弟が2組います。
キャラメル君と2点君。ビリ争いの幼稚園児兄弟です。

兄弟っていうのはいつも競争
弟はおにいちゃんにくっついてひっつき虫が多いし、
まだ小さくったってお兄ちゃんに負けたくない。

だからキャラメル君もいつも泣いてるけど、
お兄ちゃんの2点君に負けないように必死なようです。
だから切磋琢磨して実力をあげていくわけです。
コーチも監督も選んだ道は違うけどライバルだったのかもしれない・・・。

コーチは、ストレッチのトレーニングで泣いている幼児の手足の関節を ぎゅうぎゅう伸ばしたり、失敗した子に “逆立ち”を させ続ける「刑」を 与えたりします。
でも、あんまりスポコンっぽくなくて、お子様らしくカラリとした印象。
「コーチは厳しい」とか「実は練習は好きじゃない」とか本音を吐きつつも、一途に競技に打ちこむ。全く飾ることのない天真爛漫さと一生懸命さを、カメラの前に余すことなくさらけ出しています。

正直、体操にかける子供の生活というとても特殊でキャッチーなテーマ(幼い子供)を扱っている割には、映画の途中まで、冗長で退屈でした。(ごめんなさい。)人気俳優も派手な特撮シーンもない低予算作品だけど、作り手の情熱とアイディアだけは、ハリウッド映画にも負けていないよっという、志の高さがあふれていれば、観客としてみていても、すがすがしい気分になるものですが・・・。やはりドキュメンタリーって話の起伏がないので、あくびをかみ殺しながら見ていたのです。作り手がもう少し、しっかりしていたら、もっと、面白かったんじゃないかなぁというのが、見終わった直後の正直な印象でした。子供が大好きな人なら、面白かったかもしれないけどねぇ・・・とか、思ってしまいましたよ。

でも、映画をみたあと、じわじわ考えていたんですけど、子育てや教育に真剣に携わっている人には、また、見方がぜんぜん違ってくるかもしれないなぁって。
これはコーチと生徒の関係だけど、親と子の関係がでてきたり、仲間同士の関係が出てきたり、あと、監督が兄と弟の関係を思い返してみたり・・・。
よくよく考えたら、そこがこのドキュメンタリーの隠れたメインどころなのかもなぁって。

台湾の人にとっては当たり前過ぎて不要なのでしょうが、そもそもチビッコ達が教わっているシステムがどうやら普通の学校が、選抜された生徒に対しては、その親にさほどの費用的な負担をさせずに、最高の環境を提供してる背景とか。台湾では才能のある子は皆で暖かく見守ってやろうみたいな土壌が、違和感なく形成されているとか・・・。

この子達は、超エリートなのだけど、その周りを取り巻く環境が台湾の人でないと、分かりにくいのも、台湾で大ヒットした理由がよく分からないところかもしれないと、思ったりね。

でも、ラストの展開は、思わず心がぐっときました。
とにかく、このままスクスクと成長して、大成して欲しいと思わずにいられないような、魅力的な子ども達でした。最後は、こちらも「頑張らなきゃ」という気になります。だからというわけではないけど、今、イメージをしながら、ストレッチを一生懸命やっています。(笑)映画の中で、監督が言っているのですが、セルフイメージは、すごく大事なのだそうですよ。

何年かたって、あの中の誰かが、オリンピックに出てくれたら、また、感激だろうなぁと思います。日本だったら、卓球の愛ちゃんが、成長して、また、メディアに出てきたとき、やっぱりあの子、すごいわぁと思った時のように・・・。

ジャンプボーイズは、7月15日(土)から公開です。

ところで、映画の特典も色々あるんですよ。例えば・・・

■ シネスイッチ銀座で前売り券を買った人には、限定品の金メダルピンバッジがもらえる。
■ KIHACHI CHINAでご褒美デザートを! 【KIHACHI CHINA銀座店 のご褒美デザート】
■ ジャンプ!ボーイズ特別ドリンク 【Easy Way ライチローズティー
■ ジャンプ!ボーイズ特別セット 【中国茶館 香韻
■ 
ジャンプ!ボーイズ特別メニュー 【日本華泰茶荘 ・渋谷店
 
 

どうも、私は、グッズや、食べ物のチェックのほうが興味があるみたいです。

【関連リンク】
■ ジャンプ!ボーイズ 公式HP
■ ジャンプ!ボーイズ 公式ブログ

■ 映画
■ All About [映画]

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Comments

    • enjoylife's comment
    • 2006年07月09日 02:05
    • watanabeさん、またまた面白い情報をありがとうです。
      とっても可愛らしくてほのぼのする映画ですね。
      私は子供/教育にとっても興味があるので見てみますね。
      実は昔、保母さんを目指していたんですよ(笑)
      watanabeさんの影響で十和子が気になります!
    • みなみ's comment
    • 2006年07月09日 18:13
    • 予告を見て、
      泣きそうになりました!
      見に行こうかなぁって思ってます。
      お国柄もあるのでしょうね。

      兄弟の関係がとっても気になってます(笑)
    • sabunori's comment
    • 2006年10月19日 22:01
    • こんにちは。
      TBありがとうございました。
      彼らの練習風景もよかったのですが、市場っ子と市場の大人たちとの関係が特に印象的でした。
      彼ら用の小さいサイズの鞍馬がかわいらしかったですね。
    • watanabe's comment
    • 2006年10月19日 23:24
    • enjoylifeさん、コメントありがとうございます。

      よかったです。
      enjoylifeさんにとっては、ピンとくる映画のようで。
      仕事柄でも、気になるのかもしれませんね。
      もし、保母さんをやっていても、
      きっと、あっていた様な気がします。
    • watanabe's comment
    • 2006年10月19日 23:27
    • みなみさん、コメントありがとうございます。

      みなみさん、感性が鋭いから、
      そんな風に思えるんですね。
      私は、映画レビューを書くにあたって、
      考えながら書いたという感じで、
      結構、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪うなりながら、
      この映画のメッセージを考えた方です。(苦笑)

      ドキュメンタリーって、ぼぉ〜としていると、
      退屈になってしまう。
    • watanabe's comment
    • 2006年10月19日 23:30
    • sabunoriさん、コメント、TB返しありがとうございます。

      市場でのシーン、自然でしたね。
      関係や雰囲気が昔の日本のような、
      なんだか懐かしい感じでした。
      台湾の人にとっては、本当に、
      なんでもない日常なんでしょうけどね。

      鞍馬ね・・・・。
      ほんとかわいかった・・・。(^m^ )クスッ

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    • ジャンプ!ボーイズの試写会に行ってきました??★   7月4日(火)に試写会があり、ちょっとマイナーかなぁ…?と思いつつ会場へ。 「泣かないもん がんばるもん 負けないもん!」 というキャッチコピーなだけあって、子供達の根性を見せられました(笑) ...
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