バジルをたっぷり使うので、香りもいいし、ビタミンもあるし、他の材料もカラダにいいものばかりで、パスタをあえれば、それ一品でバランスのとれた食事になります。
バジルのペストはもともとは、大理石のすり鉢と木のすりこぎで作られたものですが、日本では、すり鉢で作ると、滑らかに仕上がります。たくさん作る方は、ミキサーでも作れますが、機種により刃の取り付け角度が違うのか、出来上がりが様々です。葉を切断するのではなく、上からすりおろす方式なら、仕上がりが滑らかです。
でも、どの道具で作っても、それなりに美味しくできますよ。![]()
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レシピは、北村光世さん著、オリーブオイルのごちそうから・・・
ペスト・ジェノベーゼ
【材料】
バジルの葉 80g
EXオリーブオイル 100cc
にんにく 2かけ(みじん切り)
松の実 大さじ2
塩 小さじ2/3程度
【作り方】
1 ミキサーかフードプロセッサー(もしくは、すり鉢)に、オリーブオイル、にんにく、松の実を入れて、なめらかにする。
2 水気をふき取ったバジルを加え、ときどき箸で動かしながら、滑らかにする。
3 動かない場合は、オリーブオイル少々を足す。塩で軽く味をつける。
保存瓶に移したら、表面に、オリーブオイルをかけて、空気にふらないようにしておくと、バジルの色が変わりにくいといわれています。でも、やっぱり、黒ずんできますし、早めに食べきった方が風味もいいですよ。使うときは、清潔なスプーンなどでとり、常に、オリーブオイルがペストの表面を覆っているようにオイルをたしておいてください。どうしても食べきれない人は、小分けにして、冷凍保存もできます。