かもめ食堂は、大盛況のようで、行列ができるほどの人気のようです。
確かに、出演者が、実力派(個性派)女優の面々で、群ようこ原作で、荻上直子監督だから、期待しないではおれないと思います。皆さん、いい年の重ね方をされていると思います。
初日舞台あいさつの模様
やっぱり、もたいまさこさん、コメントもしびれます。(笑)
片桐はいりさんは、若かりし頃、コチラでバイトをされていたようですね。
特に、ストーリー性がなく、なにげないけど、こめられたメッセージは深い感じがします。見たあとで、じわじわ思いが募ってくるんです。
あれは、どういう意味だったんだろうなぁ・・・って。
3月10日のブログ『かもめ食堂を見に行ってきました!』には、まだみていない人にネタばれになってしまうといけないので、ストーリーについては、あまり深く触れませんでした。食卓の風景が美味しそうだとか、北欧のインテイアとか、マリメッコとか、映画のコラボイベントとか・・・なんだか、『モノ』が素敵だったことばっかり、書いていましたが(笑)、もちろん、話もよかったんですよ![]()
ネタばれになってしまうかもしれませんが、ちょっとだけ、私が印象に残ったところも書きますね。これから、かもめ食堂をみようと思っている方は、どうぞ、飛ばしてくださいね。
一番印象に残ったのは・・・
マサコさんの旅行かばんでした。
フィンランドに到着したマサコさんでしたが、なぜか、かばんは、なくなってしまって、出てこないんです。
かもめ食堂のお手伝いをしながら、時々、航空会社に、
『わたしのかばん、でてきました?』
なんて、何度も、電話で問い合わせるのですが、一向に出てこないんです。
物語の最後の方で、マサコさんは、ムーミンにでてくるような森にあるものを採りに行きます。
だけど、どこかでなくしてしまうんです。
やがて、ようやく、見つかったかばんに、森でなくしたあるものが入っていました。
あけた時のマサコさんの困惑した
表情がいいんです。(笑)また、あけた時に入っていたものが、ぎっしり詰まって、黄金色
に発光しているんです。
マサコさんは、20年続いた両親の介護が終わりを告げ、フィンランド旅行に来ました。
映画を見終わってから、じわじわ考えていて、思ったのですが、あのなかなか出てこなかったかばんは、今までのマサコさんだったのかも。代わりに、ずっしり、ぎっしり、黄金色に輝くあるもの
は、その後のマサコさんが獲たものじゃないかと・・・![]()
今まで、わら人形にクサビをうち込みたくなるような、言うにいえない辛いことは忘れて、これから大切なものを獲りにいく![]()
大切なのは、マサコさんのように、転機が訪れた時、さぁ、まだまだ、これからだよ
捨てたものじゃないよ
って、言っていうようでした。
特にマサコさん、寂しい女のココロの痛みが分かる人なんです。フィンランド語なんて分からなくても、辛い女のココロが手にとるように分かる不思議な魔力があるんです。マサコさん、はまり役です。(笑)
優しさと凛とした強さを併せ持つ、カラダは小さいけトど、器の大きなサチエの姿は、本当に美しいです。
迷える若い女性ミドリ。圧倒的な存在感はここでも健在。
3人のかもし出す空気は、自分も彼女たちの隣にいるような錯覚を起こさせます。日本でそれぞれの人生を背負ってきた彼女たち。そんな重みをさりげなく感じさせつつ、ちょうどいい距離感を保ちながら生きている。大人の女性たちの姿が心地いいです。
どの登場人物も、自分の人生の主人公で、自分で、人生のシナリオを書いて、生きている。どうせ生きるなら、自分で、自分の人生を大切にして生きていきたいなぁと、思わせてくれました。
映画の中で、サチエが言うんです。
どこにいたって、悲しい人は悲しいし、寂しい人は寂しいんじゃないんですか。
でも、ずっと、同じではいられないものですよね。
人は、皆、変わっていくものですから・・・。
ありそうで、ない、日常を淡々と、書いているだけと思いましたが、話も深いです。
かもめ食堂の裏話を聞いたら、原作本のかもめ食堂も読んでみたくなってしまいました。![]()
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■ かもめ食堂・北欧



時間があったら見にいきたいです!