銀座・『星福(しんふう)』の薬膳講習会に行ってきました。
9月のテーマは、『強骨防衰』(きょうこつぼうすい)
骨格を支える腱や靱帯を補強し、足腰の衰えを予防
血液の循環を良くし、新陳代謝を高める
と、いう意味です。
メニューポイントは、
体を温める効果のある食材
コラーゲンを多く含む食材(アキレス腱・骨付きスペアリブ・尾頭付きの魚など)
などを、取り入れること。
家庭で煮魚を作るのでも、まるごと・尾頭付きの魚やいかを調理。栄養の溶け出た煮汁も、ご飯にかけてあますことなく食べるのが、お勧めだそうです。
大衆的な中国料理のお店に行くと、『豚足と大豆のスープ』、『豚足をスパイスとしょうゆ味で煮たものをご飯の上に煮汁ごとのせた丼』なども出てきます。潤いのある肌作りはもちろん、骨を支える腱や靱帯を補強したり、傷の治りが早まる効果もあるヘルシー料理。特に、今の季節はお勧めのようです。ちょっと、見栄えに、インパクトありすぎで、大衆的なところで食べると、量もハンパでないのですが、体にもいいんだなぁ・・・。スープも飲んで、体が温まると、満ち足りた気分になるし。たまに食べた翌日は、なんだか、肌のきめが整って、綺麗に見えるし・・・。(当社比)素材そのものをいただくのもいいけど、スープや煮汁に溶け出たものをいただくのが、栄養が無理なく消化吸収してくれそうなイメージがあります。
写真の料理は、コースの一品の『豚のスペアリブと大豆の蒸しスープ』
大豆のカルシウムとスペアリブのカルシウムも煮汁にじっくり溶け出たスープです。他にも、白きくらげ、クコの実、蓮の実、アガリスクなどの、薬膳素材も入って蒸してスープにした贅沢品でした。アレンジしたものを家庭で作るポイントは、スペアリブをとろけるように柔らかく煮込むことだそうです。
温かいスープって、それだけで、これからの季節のご馳走ですよね
豚のマメも、スープも大好物です。
美味しそう!!!!
材料を手にいれるのも、大変だなぁ(笑)
栄養分が溶け込んでいますから、1滴も残したくないですね。