お豆腐屋さんに行って、おからを買うことがあります。スーパーでも、売られていますが、お豆腐屋さんのおからは、大豆の風味が濃くて美味しいので、買いに行くのですが、ビニール袋いっぱいくれるんですよね。夫婦2人でそんなにいっぱい一度に食べられないので、残った物は、冷凍していました。おからというと、殺風景なイメージ(?)があります。特に、夫は、そんなに食べたいと思っていなくて、夫が忘れた頃に、冷凍おからを解凍して、何とか頑張って使い切るという感じでした。
今日、おもいっきりテレビを見ていたら、美味しく食べて健康にヤセルだけじゃない!おからの健康効果を高める調理の工夫を、いろんな切り口で、紹介していました。
見ていて、どれも良かったのですが、早速、生かそうと思ったのが2点ありました。
■ 炊きおからを作っておいて、いろんな料理にちょっとづつ入れる。
【炊きおからの作り方】
おから300gに対し、水800ccで炊く
炊飯器なら、1時間*スイッチは自動的には切れません
圧力鍋なら、20分間*小分けにして冷凍し一人分につきスプーン1〜2杯づつ使う。製氷皿に入れて冷凍してもいい。2〜3ヶ月もつ。
おからの食物繊維は他の食物繊維より、3〜5倍に膨らむので、脂肪を排泄したり、さらに、大豆タンパク(βコングリシニン)が脂肪を燃焼させるという、ダブルの効果が期待できるそうです。
さらに、おからの食物繊維を加熱することで生まれるLアラビノースは、糖の吸収を40%以上抑え、血糖値の急上昇を防いで、糖尿病予防の効果があります。
特保のついた血糖値を下げるお茶や、粉末のさっと溶ける食物繊維の健康食品とかも、売られているけど、おからで同じような効果が期待できれば、すごく安上がりですね。
■ おから納豆の袋づめ
みのさんが、「コレは、ビールのつまみにいい」と、おからが、いかにも、男の人も好みそうな料理に仕上がっていました。
納豆50gと炊きおから100gを混ぜ常温で一晩おく。*衛生上、一度おからは、加熱して、雑菌をとりのぞいてから、納豆と混ぜ、発酵させること。
おから納豆を油揚げの中につめて、オーブントースターで焼く。ポン酢をかけていただく。
この料理のオススメポイントは、
◇ おからに含まれるイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)不足を補い、不定愁訴を予防する。(はなまるでも女性ホルモンバランスについて特集していました。興味のある方は、クリック!)
◇ 骨粗そう症予防効果が、相乗効果でアップ
おからに含まれているカルシュウムは、豊富で吸収効率が良い。(40%と、牛乳なみ。)さらに、大豆タンパクとイソフラボンが合わさると骨への吸着が高まるという、ダブルの効果が期待できる。さらに、酢と一緒にとると、より、相乗効果が期待できる。
一応テレビで紹介されたことの抜粋を書きましたが、冷凍庫で眠っているおからを無理なく効果的に使いきれる工夫が、気に入って、早速、作ったまでです。
炊きおからは、本当になんにでも、入れられるようです。餃子、卵焼き、スパゲティーミートソース、コロッケ、コーンスープ、味噌汁、八宝菜、ハンバーグ、オムレツ、グラタン、海鮮炒め、クリームチャウダーなどなど・・・。料理の味を邪魔せずに、おからの栄養もとれるので、いい工夫を教えてもらったなぁと、思いました。
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以前食品関係の業務に携わっていましたが、確かにお豆腐屋さんのおからって、とてつもなく量が多かった記憶があります。
おからは大好きですが、自分でおから料理を作ったことがないので、今度レシピを参考にします♪