8月31日は、『野菜の日』なんだそうですね。だから、というわけでもないのですが、野菜料理で、近頃、関心があることについて・・・。
最近は、有機野菜を、できるだけ丸ごと料理に使うことに興味があります
中島デコさんの、大地からの贈り物レシピに、とうもろこし・丸ごと1本と玄米を一緒に炊いてしまう豪快なご飯が、紹介されていました。
使う材料も、玄米3合とそれにみあう適量の水、皮・ひげをむいて芯はつけたままのとうもろこし・1本、塩・適量と、きわめてシンプルです。作り方は、玄米を炊くように準備したら、とうもろこしを丸ごと1本(写真は、とうもろこしが長すぎてはいらなかったので、きりました。)放り込んで、通常通り炊くだけ。炊けたら、とうもろこしから、実を芯からはずして、ご飯に混ぜます。
失礼なんですが、本屋で立ち読みしただけで、買わずに帰りました。これなら、本を見なくても、ご飯を炊ける人だったら、すぐ、作れそうですよね。
ただ、読んでいて、思ったのですが、炊きたてのご飯の中のとうもろこしって、きっと、芯まで熱々ですよね。ある程度は、冷まさないと実を芯からはずすのは、大変そうな感じがしました。
熱々の出来立てを食べたかったら、炊く前に実を芯からはずしておいて、芯も一緒に炊けば、楽で、いいんじゃないかなぁと思いました。写真は、2合分のお米なので、2/3本分を剥いています。残りの1/3本は、おまけに一緒に炊いてしまおうと、紛れ込ませています。
玄米も、とうもろこしも、陰陽に偏らず、中庸なので、体に優しく、負担がかかりにくいようです。中島デコさんの本には、とうもろこしのひげまで入れるとは、書いてなかったのですが、今回は、ひげも細かく刻んで入れて、炊いてみました。
というのも、薬膳の本を見ると、とうもろこしのひげには、『利尿作用』があるので、水分のとりすぎで、むくみがちなときにオススメなんだそうです。ひげなんて、普段、当たり前のように捨ててる所。いつも捨ててるような所も、こんなふうに体に役立つことを知ると、ちょっとやってみようと思えます。体に溜まった老廃物も一緒に排泄してくれそうな、天然の生薬って感じですよね。
とうもろこしは、特に、梅雨時にオススメの食べ物のようですが、ひげつきの生とうもろこしの季節が終わってしまう前にぜひ、挑戦してみたくて、作りました。小さく刻めば、実のつぶつぶ感と一体化して、口に残らず、ほとんど、気になりません。マクロビは、できるだけ、丸ごととることを勧めているので、こんなこともありかなぁと、考えてます。
出来上がったとうもろこしご飯は、芯まで一緒に炊いたおかげで、すっごく、とうもろこしの風味のきいたご飯になりました。夫に、「好みで熱いうちに、バターをとかして、しょうゆを少し落としてもいいかも」と、勧めましたが、もうそのままで、十分美味しく食べられたようでした。ひげも、気にならないようでした。奥にあるのは、お楽しみの丸ごとのとうもろこしです
watanabeさんは本当にお料理上手ですよねぇ〜
ステキです☆
とうもろこしのひげって食べれるなんて知りませんでした!!
利尿作用があるんですねぇ。
今度食べてみようっと。
いつもおもってたんですけど、watanabeさん写真取るのすっごく上手ですよねぇ。プロっぽいです!!