三鷹に、ホテルオークラの中国料理レストラン桃亭(とうてい)があります。
ホテルオークラのレストランというと、高価で敷居が高そうで、はじめは私には、関係のないお店だと思っていました。
でも実際、行ってみると、穴場なんですよ。ここ。料理は、美味しくて、リーズナブル。安い!っていうお店ではないんですよ。ある程度のお値段はしますが、コストパフォーマンス すごく高いんです。(特に、ランチはお勧めです。今月は、殻付き海老のチリソース煮なんていうのも選べるんです。普通 ランチで殻付き!なんて、でないでしょう・・・。いいのか!って感じです。)店内は、ゆったりしたスペースをとっていて、天井も高く、贅沢な空間です。
でも、いつ行っても、すいているんです。(^^;)
大丈夫なんだろうか・・・。
このお店を、ありがたく利用している私としては、もう少しお客さんが来ても、いいはずだと思うのですが、それでも、このお店、2周年を迎えるそうです。
記念イベントとして、平日のディナーバイキングで、ふかひれ、北京ダックを含めた50種類の料理を、食べ放題にするんですよ。期間は7月4日(月)〜7月29日(金)までです。
本当に、大丈夫なんだろうか・・・。
あまり、無理しないで・・・と、心配しているんですが・・・。
月に1回、桃亭のシェフによる、家庭でできる中国料理の講習会を行っています。その名も、美食カレッジ。
流れは、はじめに、今月のテーマの料理を含んだ、ミニコースをいただきます。後半は、シェフが目の前で、料理の実演をしながら、説明をしてくださいます。最後に、質疑応答。シェフが素朴な疑問にも、丁寧に、一つ一つ答えてくださいます。
今月のミニコースは、
■ ジュン菜のフカヒレスープ
■ 茄子の四川風甘辛炒め煮
■ 海老のチリソース煮
■ 高菜炒飯
■ マンゴープリン
赤字で書いたものが、今月の講習の料理だったのですが、簡単に、他の料理についても、説明してくださいましました。
印象的だったのが、ジュン菜のフカヒレスープ。普通のフカヒレスープなら、定番の豪華なスープなんですけど、この季節にジュン菜を入れるところが、おしゃれですよね。食感も、フカヒレとあって、とっても、いいんです。かき玉汁のように、卵を入れるのも、わざと卵白だけにして、見た目に、涼しげなフカヒレスープにしていました。他に、白きくらげをいれていました。(黒きくらげじゃないんですよね。)もし、家庭で、作るんだったら、ジュン菜は、一度ボイルしてから入れてくださいと、アドバイスされていました。
高菜炒飯も、定番でよくありますけど、美味しく作るコツを教えてくださいました。刻んだ高菜は、あらかじめ、ほんの少しのごま油で、炒るように炒めて、水分をとばしておくこと。ただ、手で、ぎゅっと、水気を絞るだけだと、不十分なのだそうです。これを使って、炒飯にするのが、高菜炒飯をべちゃべちゃにさせないコツなのだそうです。白胡麻が少し入った、香ばしい炒飯でした。
海老のチリソース煮は、意外と、少ない材料で、簡単に、美味しいものが作れるレシピでした。すごく嬉しかった。こういうものは、家で、やってみようと思いますもの。ありがたいですね。
目からうろこだったのは、海老の下味のつけ方。
下味をつけてから、一晩置くんですって。私は、知らない、プロのコツでした。そんなこと、料理本には、あまり、書いてないことだと思います。これで、海老の味と食感が、レストランのようになるんです。
後は、シンプルなだけに、何度か自分で作って、味を見て加減を調節するしかないような感じでした。シェフは、とても簡単そうに、やっていましたが、レシピはあるけど、ビミョウな手加減で、仕上がりがだいぶ変わってきそうです。今日、早速、海老を買ってきて、下ごしらえだけ済ませました。
マンゴープリンも、生のマンゴーを使っているから、レシピをいただいたけど、ビミョウに味が変わりそうです。マンゴー選びが、味のポイントかなぁ。完熟マンゴーを使ってください。お店では、フィリピンマンゴーを使っているとは、言っていましたが・・・。でも、まずは、作ってみないと・・・。
講習会には、30人ちょっとぐらいの、アンチエイジング世代の女性が集まっていました。ひと時、贅沢で、ちょっとお勉強にもなるときをすごせるから、人気なのかもしれないなぁと、思いました。
次回の、講習は、8月15日(月)です。
問い合わせ先は、こちらまで。
プチ贅沢ってなんて魅力的な響きなんでしょう。
そんなお食事をしたくて三連休に赤坂へくりだしたのですが、リサーチ不足と時間帯を間違ったためにデニーズで食事を知るハメになってしまいました。
あ〜、じゅん菜のスープにエビチリに茄子の甘辛炒め、、、、。
食べた〜い。