ヒューマラボ×トレンダーズ協賛イベント 『バランス美人への道〜メンタルバランスとライフワークバランス〜』の第2部のテーマは
『バランス美人とは? 〜女性のためのセルフコントロール術〜』
小室淑恵さんと経沢香保子さんに内科・美容皮膚科医の片桐衣理先生も加わってのトークディスカッションです。
片桐先生は、衣理クリニック表参道を開業され、自分が通いたいと思うような「女医ならでは」のセンスでスキンケア・サプリメントを含めアンチエイジング治療に取り組んでいます。
女性の生理周期に着目した今までにない新しい美容本『片桐衣理のピリオディックスキンケア』では、女性の生理周期に合わせた構成で、それぞれの時期に合ったケア、マッサージ、食事などを紹介しています。
片桐先生は、現在41歳。不妊治療をして7回目にして、お子さんを授かりました。1歳9か月の子供のママさんでもあります。
■ バランス美人として大切なことは
小室:土台のコンディションが大切だと思う。
片桐:血行が悪くなると、アダルトニキビ、冷え、更年期障害に近いような自律神経が乱れた症状が出てしまいます。
■ メンタル面で気をつけていることは
小室:朝、半身浴を。睡眠は9時間。朝、6時に起床しています。
片桐:よく寝ると成長ホルモンがでて、老化を防ぎます。(量より、)睡眠の質が大切なんですが、6時間以上寝ると、ホルモンバランスも整います。
■ ホルモンバランスのお勧めの整え方は
片桐:女性は、男性よりデリケート。
まず、女性は、気持ちの浮き沈みがあるのが当たり前と認識して!その上で食事、サプリメント、睡眠、運動、生活習慣を整えるのがお勧め。
小室:資生堂入社の頃から、サプリメントを摂っています。マルチビタミンと、その時に必要なものを摂り続けています。
片桐:めんどくさがり屋なので、サプリメントの力を借りています。信じて、長く継続するのが大切です。
■ 毎月おとづれる生理前や生理中の体調がすぐれない時の対処法は
片桐:排卵期から生理までの2週間、バランスを崩すのはしかいたがない期間です。客観的に正しく理解して自分が自分の応援団として、自分をよく知って、書き出しておくといいです。
小室:以前働いていた職場に、いつもすごく元気な女性がいて、彼女は、女性特有の悩みなんてないんじゃないかと思っていたのですが・・・。実は、つらい時は、「飲みすぎた!!!」と、公言してしたんです。ダイレクトにいわないけど、ともあれ、体調が悪いんだなと、男性にも伝わるから、なるほど!と思いました。
自分が、マネージメントする立場になってみると、何らかの形で、言ってくれる方がいい。そうすれば、気分屋さんだと思われないし。
■ メンタル的に落ち込んだときは、どうしたらいい
小室:まわりに言う。
片桐:同感。
血行が悪くなっているので、温めたり、アロマの力でリラックスするなどを、あえて、そういうときに使うといい。
トータルワークアウトをしていました。コンプレックスが強いので、自分を理解してあげたいと思うようになってきました。今は、昔より、強い精神的ダウンがなくなってきました。
■ 女性は、いやなことがあると、職場を変えたり、簡単にリセットしやすいと思うのですが、男性のように、長期戦でやりつづけている秘訣は
小室:自分で環境を作ってしまう!
体調管理に、半身浴を45分しています。
〜ここから、皆さんから寄せられた質問コーナー〜
■ どのようにすれば、仕事も家庭もプライベートもすべてを充実させられますか
片桐:無理です。(笑)
ただ、そう見えないような工夫をしていたり、優先順位を決めて、それができたときに、次の優先順位に進んでいく。同じ満足バランスですべてが進むことはありません。
小室:かける時間が多くないと充実していないと思うことをやめる。どちらかがうまくいけば、すべてのバランスが相乗効果をあげて全体のバランスが上がっていくと考えた方がいい。
■ 今はまっているインプットとアウトプットは
小室:私生活でインプットすると、仕事でアウトプットできる。
人と会って、その人の専門分野の話を聞いて帰って、人に教えるのが私のインプット。人のためになることを一生懸命にやることがインプットです。
片桐:異業種の方にあうこと。
宝塚にはまっています。夢の世界にふれることですね。
経沢:アウトプットが必要なインプットをすること。
例えば、2歳児に関連する本を読むとか、今、困っていることに関してインプットします。また、女性としていいコンディションを保つように、岩盤浴、マッサージ、アロマ、美容グッズにはまっています。
■ 今、育児休暇中ですが、復帰する予定です。職場には、昔気質の頑張りすぎるワーキングママの先輩がいます。実は、仕事を一時離れる前、彼女と仕事の仕方について合わなかった経験があります。そういう人とのうまいワークシェアリングの方法は
小室:トラウマですもんね。苦手な人で同じワーキングマザーという境遇で・・・。
復帰後、「できないことがあると思うのですが、皆さんに言われたので、」と言って、ノウハウを教えてもらう!ポイントは、出社初日にガチで向き合うこと!
相手を立てながら、情報を得て、味方にして、釘を打っておく!高等戦略です。
トラウマになっている苦手な先輩女性を相手に、これを乗り越えられたら、当面、怖いものはないですね。頑張って、欲しいです。健闘を祈ります。
■ 最後に、バランス美人になるためのメッセージ
片桐:内面的にも身体的にも、無理をしないで継続して。
小室:ワークライフバランスと言っているけど、実は、ワークバランスハーモニーがいいと思っています。どちらかをとるのではなく、相乗効果にするんだと、発想を変えて取り組むんです。
人生85年と考えると、投資をしていかないと、85年の充実はないので、いろんなものを相乗効果でうまくまわしていこうとすることが大切だと思います。
片桐先生がご自身のコンプレックスが強いだなんて、何を言っているのかちょっと良く分からなかったのですが、美人で女医として成功している人でも、内面は人知れず色々あるのかも。おもいッきりイイ!!テレビや女性誌で見るより、生でお会いできた先生は、(やっぱり綺麗だったんだけど、)つんとした感じがなく、温かみを感じて、なんだか、よかった。
小室淑恵さんのヒロシ君戦略は、ほんとにすばらしくて、溜息ものでした。幼い子供までも、疲れた小室ママを寝かしつけちゃうエピソードを聞いた時は、しみじみすごいと思いました。だって、身内って、もっとも、手ごわいカンモンだと思いますから。
私が働いていたときに、長続きできなかった理由に気付かされたようで、話を聞いていて、目が潤んできましたね。自分から、働きかけて、いい環境を作れるように、自分が擦り減らないように、限られた時間を有効に使えるように、意識の変え方、実践方法を小室さんの本からも学ばせてもらおうと思いました。
性格って基本的に変えられないけど、聞いたたった一言が、考え方やちょっと、おおげさにいえば、生き方を変えちゃうこともある・・・。
自分の生活の中で、どう生かせるか具体的に考えてアウトプットしていきたいです。
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